AIの回し方が分からなかったコミュニティ設計の会社で、メンバーが自分で道具を作るようになるまで

JINEN株式会社
JINEN株式会社は、企業や自治体のコミュニティを設計し、運営を支える会社です。全社でAIを使い始めたものの、どう回せばよいか分からないという相談から伴走が始まりました。上場企業のグループに加わることが決まった時期と重なり、事業の進め方の見直しと並行して取り組みました。
導入前
- AIを使い始めていたが、回し方が分からなかった
- AIで作る提案書が、どれも似た仕上がりだった
- 設計のノウハウが、代表やベテランの頭の中にあった
いま
- メンバーが自分でスキルや社内アプリを作っている
- 公開前にセキュリティを自分たちで確かめている
- 勉強会や営業の資料を、AIで磨き続けている
最初の題材は提案書。説明の最中に、メンバーが自分でスキルを作り始めた
提案書を題材に、AIに仕事の手順を覚えさせるスキルの作り方と、チームへの共有の仕方を実演しました。説明を聞きながら、メンバーは自社の提案用スキルを作り、その場で共有しました。
エンジニアではないメンバーが、1週間足らずで社内アプリを3つ作った
1か月ほどで、議事録から提案書を作るアプリ、16分類を学ぶクイズ約1,000問のサイト、勉強会の申し込み管理アプリが社内で動き始めました。作る速さに合わせて、仕様書の確認、試験公開、セキュリティ確認を経てから公開する順番も決めました。
公開前のセキュリティ確認を、自分たちでできるようにした
アプリをAIで点検し、確認項目をまとめたスキルを渡しました。メンバーは会議の場で自分の環境に入れて実行し、中身を理解してから修正しています。いまでは、支援先のお客様にも使ってもらうことを考えています。
代表の設計のやり方を、サービスの形に落とし込み始めた
コミュニティを設計する20ステップと、性格を見分ける16分類をAIに読ませ、サービスに載せる機能の案を出しました。設計の流れは9つのステップに整理し、目標をデータで残す形にしています。
いま、メンバーが自分でノウハウを言葉にし、次の道具を作っている
勉強会の振り返りをAIに講評させて改善を重ね、ベテランの勘所を資料にまとめ始めました。次は、複数の営業案件の進み具合をひと目で見られる道具を、メンバー自身が作ろうとしています。
会社紹介
- 会社名
- JINEN株式会社
- 事業
- コミュニティコンサルティング事業、コミュニティマネジメント事業
AI OSI URI が行ったこと
- 提案書を題材に、スキルの作り方と共有の仕方を実演した
- スキルや外部サービスとのつなぎ込みをまとめたツールポータルを導入した
- 自作アプリの進め方と、公開までの確認の順番を一緒に決めた
- 公開前の点検と修正を行うスキルを渡した
- 20ステップと16分類をもとに、サービスの機能案と設計の流れを整理した